今日のランチは、ついたちの小豆ごはん、イワシの丸干し、赤ジャガイモの揚げ煮、キャベツとキュウリのしそ昆布和え、トマトのマリネ、味噌汁、のセット。
小豆ごはん(赤飯)は、もち米とうるち米を半々で使う。
一日と十五日に赤飯を食べる風習があったことに習って、スローライフプラザこだわり本舗の「スロー風土ランチ」では、一日と十五日に小豆ごはんを出している。
赤飯ととてもよくあうのがイワシだ。
イワシは、日本海産の一夜干しでおいしいと評判がいい。
鮮度の良いイワシを一夜干しにしているので、くさみがほとんどなく、透明な汁が出るくらいの加減で焼く。
赤ジャガイモは、サツマイモに近い甘みと風味がある。それを揚げて、とろみをつけただし汁にからめて食べる。インゲンの季節なので、揚げたインゲンをのせた。
一日と十五日に赤飯を食べる風習は、江戸時代の商家で始まったらしい。
繁盛していた商家では、奉公人は、休む暇もなく働かされていた。
人間が重要な資本だったのは、江戸時代も今も同じだ。ヒトを大切にするような商家では、奉公人の体力回復にと、一日と十五日に赤飯をふるまっていたのだ。
当時、小豆は貴重な滋養食だった。
栄養のある食べ物が少なかった当時、小豆は、毎日食べると体調が悪くなるほど力のある食物だった。現代人で当てはまる人は稀なことだと思う。
「鰻と梅干を一緒に食べるとお腹をこわす」という食べ合わせを聞いたことがあるだろう。
現代ほど栄養豊富な食事を毎日食べるということがなかった時代、鰻も梅干も強い滋養食だった。
栄養価の高い食べ物を2種類一緒に食べると、お腹をこわす人が多かったらしい。
現代人は、鰻と梅干を一緒に食べてもなんともないそうだ。
少ない栄養しかない環境におかれても生体を保持できる機能が、人間の身体に備わっているということだ。
小豆は、ビタミンB群やミネラルが豊富に含まれる。
抗酸化作用の強いポリフェノールもたっぷり含まれている。
現代人が食べてもとてもいい食品だ。
いや、現代人にこそ必要な食品といえるだろう。

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